Debianで開発環境構築
今までsakuraのVPSプランの512を使ってたけど、
2Gへ移行したのでその時の手順のメモです。
まず環境設定したあと、phpとpythonの開発環境設定を行ないます。
まずスペックを比較するとこんな感じ。
プラン | VPS 512 | VPS 2G |
メモリ | 512M | 2G |
HDD | 20G | 200G |
仮想CPU | 1コア | 3コア |
月額 | 980円 | 1480円 |
512のプランから500円足すだけで
これだけガッツリ上がるなら変えなきゃ損ですね。
Debianのインストール
sakuraではデフォルトOSがCentOSになってるので
コントロールパネルからカスタムOSインストールで
debianを選びOSの再インストールします。
512のプランの時は、LVMを入れてなく今回の移行のように
最初からの構築になってるので今回は導入します。
次からrsyncで簡単に移行できるようになります。
とりあえず、以下のようにボリューム切りました。
- System(論理グループ)
- root(4G)
- var(20G)
- home(10G)
- usr(2G)
- tmp(2G)
あとは、必要に応じてサイズを増やしていくだけですね。
OSインストール完了後、まだリモート接続できないので
VNCコンソールからsshだけはインストールしときます。
# apt-get install ssh
基本的な環境を設定
viを使用するのでnanoを削除
# apt-get remove nano
システムアップデート
# apt-get update # apt-get upgrade # apt-get dist-upgrade
必要なパッケージをインストール
とりあえず、自分がよく使うものaptでインストール
sudo zsh vim dnsutils(dig, nslookupなど) lv nkf psmisc(pstree) subversion git ethtool(nicの状況がわかる) etckeeper(etc配下をgitで管理できる) locate build-essential(基本的な開発環境)
sudo使用時にパスワード入力しなくても実行できるようにする
visudo を起動して次の文字を追記する
# visudo <ユーザ名> ALL=(ALL) NOPASSWD:ALL ※「%admin ALL=(ALL) ALL」が最後に評価されると すべてパス有りとなってしまうため、上記は最終行に追記する
開発環境構築
php用開発環境として以下をインストール
% sudo apt-get install php php-pear php-db php-mysql
上記でひとおとおり動くようになりますが、画像処理がある場合
以下もインストールしておく必要があります
% sudo apt-get install php5-imagick php5-gd imagemagick
apacheを一度更新した後、サンプルphpソースを置き動作確認します。
sudo vim /var/www/index.php <?php phpinfo(); php>
python用開発環境としてはDjango使用するので以下をインストール
% apt-get install python-django python-mysqldb libapache2-mod-wsgi
ドキュメントルートへDjangoのprojectコンテンツを配置し
apacheにwsgi用の設定を追加
vim /etc/apache2/sites-available/hoge
<VirtualHost *:80> ServerName hoge.com ServerAdmin user@hoge.com WSGIScriptAlias / /var/www/hoge/hoge.wsgi </VirtualHost>
import os import sys PROJECT_DIR = os.path.dirname(os.path.abspath(__file__)) sys.path.append(PROJECT_DIR) os.environ['DJANGO_SETTINGS_MODULE'] = 'settings' import django.core.handlers.wsgi application = django.core.handlers.wsgi.WSGIHandler()
apacheの設定を反映
% sudo a2ensite % sudo /etc/init.d/apache2 restart